日本の金融行政と資本主義とのミスマッチ


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しかし、企業の自主性を排除し企業の競争力を制限した護送船団方式は、資本主義の原則とは相容れないものだった。

資本主義の原則は自由競争だ。競争は企業に対して現状に安住することを許さない。企業は常に新しいフロンティア目指して努力・実現することが求められ、それができなければ市場からはじき出され、倒産してしまう。

政府が余計な干渉をせず、自由に競争させてこそ、資本主義の経済成長メカニズムは正常に機能する。自由な市場の競争こそが成長の原動力になるのだ。ところが日本政府はあえてそこに干渉し、競争にストップをかけた。

そのため日本の金融機関は国際化・多様化という点で世界に大きな遅れを取り、国際競争力やリスク管理能力を低下させることになる。

やがてバブル経済が崩壊して、そのことが露わになっていく。








三枝
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闘う元銀行支店長・三枝嗣典。関西アーバン銀行で支店長を務め、銀行業務の裏の裏まで知る男。資金調達のお悩み、すべて解決します。

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