決算書から実態バランスを作成する


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実態バランス(BS)とは何でしょうか?決算書をより実態に近い状態に修正したバランス(BS)の事です。毎年作成される決算書はもともと納税用の様式であり事業実態を必ずしも正確に表わしているとは言えません。そもそもBS・PLをベースに別表で加算減算して申告し納税する仕組みがその事を物語っています。

特に売掛金・商品・在庫の流動債権については、換金性の高いものから低いものまであります。その中で出来るだけ現金に替わる可能性の低いものをマイナスします。(一部商品・在庫についてはプレミアムでプラスとなる場合もあります)。また短期貸付金や仮払金で使途不明のものや固定化されているものは資産からマイナスします。

固定資産の内では、営業に直接関係する不動産修正せず、事業に直接関係しないものについては時価評価を行いマイナス・プラスを行います。株式・債権・投資等についても原則同じ基準でマイナス・プラスを行います。その結果、純資産(自己資本)の増減を最終判定基準とします。ここで実質債務超過という概念が出てきます。決算書上は資産超過であるが実態バランスでプラス・マイナスすると、実質は債務超過となる場合です。

資産超過であればよいのですが、実質債務超過となると融資がなかなか受けにくくなるのです。まずは自社のポジションを把握することが必要となります。








三枝
三枝

闘う元銀行支店長・三枝嗣典。関西アーバン銀行で支店長を務め、銀行業務の裏の裏まで知る男。資金調達のお悩み、すべて解決します。

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