借入の実際・銀行からの借入


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企業が銀行からお金を借り入れる場合、通常は以下のプロセス経ます。

  • 銀行担当者との融資条件すり合わせ
  • 銀行担当者から上席へ稟議書を申請
  • 上席から支店長(部長)に稟議書を申請
  • 支店(法人営業部)から本店融資部(審査部)稟議申請
  • 支店と本店間で、融資条件のすり合わせ
  • 顧客との条件すり合わせ
  • 条件が整えば、稟議決済(整わなければ否決)
  • 融資実行日時決定
  • 融資実行

借入申込みから実行まで、既存の融資先で概ね3週間、新規融資先で概ね5週間が目安となります。

ここで大事なのは、提出する資料です。決算書は勿論のこと、資金目的と返済財源のわかる資料と、毎月の試算表、資金繰り表、は、最低提出しましょう。また、中期計画が作成されておれば、添付すると良い印象を銀行に与えることができます。

進捗状況の確認ですが、最初は1週間後に電話で進捗を確認します。支店で早く稟議を作成してもらい、本部に早く稟議申請してもらうのが狙いです。本部に稟議が上がったら、その後は3日ないし4日ごとに電話で進捗状況を確認します。

大抵、本部から何らかの条件がついたり、追加提出資料の依頼が出てきます。条件については、のめるものとのめないものがありますから、のめる・のめないを、はっきりと回答します。追加提出資料については、速やかに(2,3日以内)に提出します。あらかじめ予想されて資料が作成できていたとしても、直ぐには提出せず、2,3日おいてから提出します。

以上が銀行融資の流れと注意事項です。決して焦って毎日進捗を電話確認することは避けてください。また、追加提出の資料に時間がかかりそうな場合は遠慮せずに4日かかるとか6日かかるとか、はっきり返事をしてください。2日で提出する、といって、5日かかれば否決になる確率が高くなりますので、要注意です。また、税金は、未納がないという前提で、審査は進みます。

 








三枝
三枝

闘う元銀行支店長・三枝嗣典。関西アーバン銀行で支店長を務め、銀行業務の裏の裏まで知る男。資金調達のお悩み、すべて解決します。

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